前回「スマートフォンサイトの必要性」と言うタイトルで、スマートフォンサイトがなぜ必要なのか4つの理由を紹介しました。
最近ではどのホームページを見てもスマホ対応しているホームページがほとんどです。
スマートフォンサイトは必須になっていると言ってもおかしくはないでしょう。

今回は必須になったスマートフォンサイトを作る上で気をつけるポイントを紹介させて頂きます。

多くの端末に対応

現在のスマートフォンはiPhoneとandoroidの2つのOSが主となっています。
その中で、andoroidはGoogleが開発したOSであり、様々なメーカーからandroidOSを搭載したスマートフォンが発表されてます。

しかし、Windowsと同様、androidは多くのメーカーがスマートフォンを開発しており、独自の仕様や端末によって仕様が大きく異なる場合があります。
その中で、今後も次々と発表されていくスマートフォンに対応するサイトを作るためには、「どの機種でも問題なく閲覧出来る」ように構築していく必要があります。
例えば、サイトの横幅を機種によって自動的に適切な横幅に対応するリキッドデザインにする事により、機種による違いに対応する事が可能です。

画像は極力使用しない

スマートフォンの利用者は主に、外出中や通勤などの移動中に使用しています。
外出先では、3G回線というパソコン用の回線よりも遅い回線が利用されます。
そのため、画像を多用したサイトはスマートフォンで閲覧すると重表示されるのが遅く感じてしまいます。
スマートフォンで採用された、html5+CSS3という言語は従来のhtmlに比べて、グラデーションやシャドウなど画像を使わずに表現出来る事が増えました。
3G回線でもストレス無く閲覧が出来るように、画像の使用は控え、htmlとCSSで表現する事が快適な閲覧を可能にするポイントです。

構造はシンプルに

スマートフォンではページの表示速度ががパソコンより遅いため、あまり深い階層の場合はユーザーが目的のページに辿り着く前に離れて行ってしまう可能性があります。
そのため、出来るだけ階層は浅くしておき、メニューも増やしすぎないように注意し、快適に閲覧できるようにする必要があります。

ユーザーにとって本当に必要な情報を

PCサイトではSEO対策なども含め、情報量を出来るだけ多くするという手法がとられています。
しかし、スマートフォンサイトの場合は、「必要な情報を絞り込む事」が大切です。
ユーザーにとって本当に必要な情報を絞り込み、提供することが必要です。

スマートフォンの機能を活かす

スマートフォンには、GPS機能を使った地図アプリが標準でインストールされています。
そのため、地図上で自分の現在地が簡単に把握出来たり、目的地までの道案内なども可能になります。
実店舗を持つようなサイトでは、地図昨日を有効に使い、ユーザーを迷わずに店舗へ導くことが出来ます。
また、ワンタッチで電話を発信する事も可能なので、電話でのコンバージョンへの誘導もスムーズに出来ます。

タッチパネル

スマートフォンはPCとは違い、タッチパネルでの操作となります。
指での操作となり、マウスでは簡単にクリックできるリンクも、スマートフォンだと、小さくて押しづらいと感じでしまいます。
そのため、指での操作に配慮した押しやすいボタンなどのデザインにしていきます。

また、フリックや拡大など指で行う操作もスマートフォンの特徴のため、そうした機能を生かしたサイト構築をしていく事がスマートフォンサイトの特徴です。

横向きでも使用

スマートフォンは横向きでも使用することが出来ます。
もし横向きに使用した場合に、両サイドに余白ができてしまったり、レイアウトが崩れてしまうと、ユーザーにはストレスのもとになります。
横向きにも対応できるよう、リキッドデザインでの制作がスマートフォンには最適です。