コラム

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ターゲットは3つの視点に分けて設定する

以前、ホームページを制作する際に、デザインの段階でマーケティングの視点は欠かせないというコラムを書きました。
→「マーケティング」の視点でホームページのデザインを考える

その中で欠かせないプロセスとなってくるのが、「ターゲットを設定する」ことです。

 

何かしら商売をするう上では必ずその矛先があるはずです。まずはターゲットをしっかり設定しないと、この商品、サービスは誰に向けられているのか、ユーザーはもちろん作り手側まで混乱する羽目になってしまいます。

では、ターゲットはどのように設定すればよいのか、今回はターゲティングに焦点を絞ろうと思います。

ターゲットを設定する際の3つの視点

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ターゲットを設定する際は、3つの視点で設定すればよいといわれています。
それは、「人口統計学的属性」「心理的特性」「潜在的・顕在的ニーズ」です。

 

人口統計学的属性

例えば、性別、年齢、職業、所得、地域、出身など、人物の潜在的な属性を設定します。
年齢はどれくらいの単位で分ければよいか曖昧にされることが多いですが、広告業界におけるマーケティングでは顧客の年齢別区分はこう分けられています。

C層 (Child、Kids) 男女4歳~12歳
T層 (Teen-age) 男女13歳~19歳
M1層 (Male-1) 20歳~34歳の男性
M2層 (Male-2) 35歳~49歳の男性
M3層 (Male-3) 50歳以上の男性
F1層 (Female-1) 20歳~34歳の女性
F2層 (Female-2) 35歳~49歳の女性
F3層 (Female-3) 50歳以上の女性

 

心理的特性

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これは例えばライフスタイルや性格、趣味や価値観などから購買動機や消費行動パターン、利用頻度など、人物の心理的な特性を考えます。
おしゃれが好きで衝動買いしがちな人、高いものが好きで遠出してでも欲しいものを買う人、等のような設定の仕方ができます。

 

潜在的・顕在的ニーズ

建築模型と女性

これは人物がニーズとして考えるであろう項目です。
例えば車の場合は「安く手に入れたい」「静かな車に乗りたい」「環境にやさしく走りたい」
またバッグの場合「気軽に持ち運びたい」「主張の強いものがいい」「容量が大きい方がいい」などがあげられます。

ホームページのデザインは、これら3つの視点を考えた上で制作すると方向性がぶれることを防止できるかと思います。
デザインを始める前にまずはしっかりターゲットを設定し、マーケティングと絡めて考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ
ホームページ制作はもちろん、商品やサービスの企画の際にもターゲット設定は非常に重要なものになります。
ターゲティングをする際に、こういった3つの視点を参考に何か基準を設けることで、企画者と実行者や制作者との共通言語となり、制作の方針がまとまりやすくなるのではないかと思います。

 

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