ソーシャルメディアとは、一般には、ブログやYouTubeなど閲覧者を制限しないサービスと、
Facebook、Twitter、mixiなど会員制・招待制のソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)に
分けられます。
その特徴は、オンライン上でユーザー同士が情報を交換(送受信)することによって成り立って
いるメディアであるということです。「1対多」「多対多」の双方向で、画像・動画を含む
視覚ツールを使ったコミュニケーションが可能なことも特徴としています。

ソーシャルメディアのサービスが登場したのは今世紀に入ってからで、企業やマーケッターも、
商品PRやブランド構築に欠かせない情報ツールとして活用しています。
最近では国内外を問わず、広告費をテレビ・新聞といった旧メディアから、
ソーシャルメディアのサービスに振り分ける企業が増えています。

いわゆるWebマーケティングとはバナー広告やリスティング広告、
SEO等の手段を使ってメディアを通じて自社サイトへユーザーを誘
導する方法が中心です。それに加え、ソーシャルメディアという新
しいツールはさらなる初回顧客の獲得だけでなく、既存の顧客への
アプローチやコミュニケーションも可能となってきます。

すでに顧客となっているユーザーへの情報伝達はもちろん、そこか
ら広がるクチコミにより、新規のユーザーへ情報を伝達することが
でき、Webサイトへ誘導したり、来店に誘致できたりします。
ソーシャルメディアを通じて、企業は広告や運営のコストもなく
情報を発信することができます。

また逆に企業がユーザーからのフィードバックを得て、業務改善や
商品開発に生かすこともできます。

ソーシャルメディア・マーケティングとは

現在PCからのユーザーに加え、スマホのユーザーが
爆発的に増えています。既にその数は5000万人を超え、
２人に１人がスマホユーザーであると予測されています。

そこで大事なことは、スマホとソーシャルメディアの親和性は
とても高いということで、スマホユーザーの増加によりソーシャル
メディアの使用者も増加しているということです。

そしてソーシャルメディア内でのユーザー同士のつながりが
非常に強いということ。
ユーザー同士は何らかの共通点でつながっており、いいものは
似たようなユーザーで共有されることが期待できます。
それにより『クチコミ』が生まれ、数珠つなぎのようにどんどん
共有されるということが期待されます。ソーシャルメディアは、
現状で最も強力なクチコミツールとも言われています。

ソーシャルメディア・マーケティングとは、ユーザー間の
口コミが生まれるよう喚起し、そこでマーケティング活動を行う
ということです。多くの人がインターネット上で情報発信をする
ようになった現在、いかに上手く口コミを発生させられるかが
企業広報のカギとなっております。