コラム

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HTML5+CSS3によるユーザビリティ向上

2013.06.27 | HTML5 コラム

Webサイト制作、進化したHTML

角丸背景が画像不要

20130627_html5_1
従来の手法では、角が丸い背景等を使用する場合、画像を準備して使用しなければいけませんでした。
CSS3を使うことにより、画像を使わず、角丸の背景を表示することが出来ます。

画像無しで表示することにより、Webサイトへ接続された場合の読み込みの負荷が減り、ユーザーへの負担が減ります。

また、ドロップシャドウや、グラデーションもかけることができ、画像無しでボタンの作成が可能になりました。

フォームの切り替え不要!

スマートフォンで入力フォームに文字を打ち込む時に、通常のキーボード配列と違うな、と気付く事があります。
HTML5で追加されたinputのtype属性を使うと、フォーム入力の目的に合わせてキーボード配列を変える事ができます。
細かいことではありますが、ユーザーが少しでも使いやすいように工夫されています。
20130627_html5_2

メールアドレス入力
スペースキーの横に@とドットが配置されています。

URL入力
スペースキーの代わりにドット、スラッシュ、.comが配置されています。

日付入力
日付入力のドラムが表示されます。

電話番号入力
キーボードの代わりにテンキーが表示されます。

入力エラーの表示
メールアドレスやURL等の入力時に不適切な文字を入力すると、HTML5をサポートしたブラウザであればエラーメッセージが表示されます。

音声・動画がプラグイン無しで再生可能!

これまではプラグインを導入し、再生していた音声・動画ファイルが、プラグイン無しで再生可能になります。

この機能により、ユーザーにプラグインをインストールしてもらうことなく、 HTMLからシンプルに動画・音声を扱えるようになります。

2013年現在、まだ各ブラウザの対応が完全には完了しておらず、表示されないブラウザもありますが、今後対応されていくでしょう。

終わりに

今回、HTML5+CSS3の簡単な紹介をさせていただきましたが、HTML5はまだまだ進化をしている段階です。
しかし、少しでもユーザーにとって使用しやすい環境へ近づけるよう、日々開発されています。

フォーム入力時のキーボードのちょっとした変化や、画像無しでのボタン制作等、細かなことでもユーザーの負担が減る用に、ユーザビリティの向上を目指していきます。

自社ホームページはユーザーの立場に立って使用すると使いやすいですか?
一度ユーザーの立場になって使用してみることをおすすめします。

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