コラム
皆さまは「モバイルファースト」と言う言葉を聞いたことはありますか?
2009年にルーク・ウロブルスキー氏(Luke Wroblewski、以下ルーク氏)が自身のWebサイトにて「Mobile First」と言うタイトルの記事を公開したのがはじまりです。
その2年後には書籍「Mobile First」が出版され、モバイルファーストが広く知られることになりました。
モバイルファーストとは、読んで字のごとくウェブサイトを制作する際にモバイルでの利用を前提とした考えのもと構築し、必要に応じてPCやタブレットに展開していく概念のことを言います。
モバイルファーストが注目されたのはなぜか
①スマートフォンの普及
スマートフォンの市場は現在急速に成長し、スマートフォンの普及率はすでに40%近くになっています。
来年には過半数を超えると予想されており、スマートフォンからのWebサイト利用者はまだまだ増えていくでしょう。
スマートフォンはサービスを24時間、場所を問わずに使用することができ、FacebookやTwitter、YouTubeやその他さまざまなサービスを利用できます。
ユーザーにとって利便性が高く、これからも様々なスマートフォンが普及されていきます。
スマートフォンの制限
スマートフォンは、画面のサイズが限られています。そのため、コンテンツを絞る必要があり、ユーザーが本当に必要としている機能に絞る必要があります。
また、回線速度が遅いモバイル環境では、無駄なコンテンツがあると、読み込みに時間がかかり、ユーザーにとってストレスとなります。
よって、必然的に重要な情報を絞り込み、ユーザーが最も必要としている情報を提供する必要があります
スマートフォン独自の機能
マルチタッチ、画面回転、位置情報取得など、PCにはない、スマートフォン独自の機能が備えられています。
これらを効果的に利用し、よりすぐれたユーザー体験を提供することも大切です。
終わりに
最近ではiPadなどのタブレット端末も普及率が上がってきており、モバイルファーストはより必要になってきています。
来年にはスマートフォン普及率が50%を超え、モバイル向けコンテンツはより一層増えてくるでしょう。
モバイルファーストの考え方をベースにすることで、ユーザーにとって本当に必要な機能やコンテンツを再編成し、サイト本来の目的をもう一度再確認し、使いやすい、価値のあるサイトを提供することができます。
ホームページのお持ちの方やこれから作る予定お方は、レスポンシブwebデザインなどのモバイル端末対策を取り入れ、モバイルファーストを意識してみてはどうでしょうか。
レスポンシブwebデザインについては、以前の記事にて解説しておりますのでご参照ください。
【レスポンシブwebデザイン記事一覧】
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