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文字の読みやすさでアクセス数は変動する|タイポグラフィの重要性

2013.08.08 | コラム

タイポグラフィと言う言葉を聞いたことはありますでしょうか?
簡単に言ってしまえば、文字同士の間隔や文字の大きさの事です。

タイポグラフィはすごく細かいことですが重要な理由を説明したいと思います。

文字の太さでイメージは変わる

20130802_typography01
文字の太さ、種類によって感じる印象は変わります。
例えば線の太いゴシック体は力強いイメージを与え、男性的なイメージもあります。
逆に線の細い明朝体は、美しい女性的なイメージを与えます。

これらの文字はキャッチコピーやロゴに使用し、ホームページのイメージ、ブランドイメージを伝える重要な要素となります。

文字間の空白

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全ての文字には左右に空白を持っています。
空白の広さは文字によって異なり、デフォルトの文字では空白が違うためまとまりがなく、特に「ツ」や「ト」の左右には大きな空白があり違和感が発生します。
この空白を調整することにより整った印象を与えることが出来ます。

文字の大きさ・位置

20130802_typography03
同じフォントを使用していても、アルファベット、ひらがな、カタカナ、漢字により高さが異なり、漢字はひらがな・カタカナよりも大きく、逆にアルファベットはひらがな・カタカナよりも小さい傾向があります。

また、別々のフォントの用いた場合には、高さが異なり違和感があります。
この高さを整えることによりまとまった印象を与えることが出来ます。

上記画像では「!」やアルファベットの高さと大きさを調整しています。

大きさを変え読みやすく

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ここまでは高さや大きさを揃えることを言ってきましたが、大きさや高さを不揃いにして文字を強調する事も出来ます。

例えば、日付を表示する場合、年月日を小さくすることにより、数値の部分を強調することが出来ます。
必要な情報、目立たせる情報を考え、大きさ・高さを調整することにより重要な情報を強調させる事が出来ます。

ユーザーに読みやすい文字間隔

20130802_typography05
複数の行になる長文はユーザーにとって読みづらい文章です。
その上行間が詰まっている文章はさらに読みづらく、文章を読むのをやめてしまう可能性もあります。

サイズやフォントの種類によって変わってきますが、一般的には最長30~40文字程度、最短13〜15文字程度が読みやすいとされています。
上記画像では左側の行間が120%、右側の行間が180%となっています。
どちらの文章の方が読みやすいかは見てわかる通りです。

終わりに

タイポグラフィを用いることにより、ユーザーにとって読みやすい文章を提供することが出来ます。
どんなに伝えたい文章があったとしても、読んでもらえなければ意味がありません。

伝えたい文章を伝えるためにも、ユーザーの事を考え、読んでもらえる、読みやすい文字作りを意識しましょう。
文字の空白等細かい事も多いですが、この細かいこと一つでもユーザーに与える印象は変わるのです。

ユーザービリティを意識して、これからはユーザーに読みやすい文章を提供し、アクセス数アップや、集客率アップにも繋げていきましょう。

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