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ユーザービリティを考慮したホームページへ

2013.08.24 | コラム

ユーザビリティと言う言葉を聞いたことはありますか?
ユーザビリティとは日本語では「使いやすさ」と訳されます。

ユーザビリティには「これが正しい」と言ったものはありません。
10個のホームページがあれば、10通りのユーザビリティがあるはずです。
1のホームページではユーザビリティが考慮されていても、1の定義を2のホームページに当てはめるとマイナスになる事もあるのです。

ユーザビリティがどういったものかと言いますと、例えばネットショッピングをしたとします。
目的の商品をスムーズに探すことができ、商品の比較もできて、納得のいく商品をわずかな時間で購入することができた。

これはユーザービリティの3要素である「有効さ」「効率」「満足度」をあてはめることができ、
有効さ:目的を達成できたかどうか
効率:目的達成までどれだけ時間がかかったか
満足度:不満が残らなかったか、満足のいく操作、閲覧ができたか
今回の例では、スムーズに探す事ができ、わずかな時間で納得のいく商品を購入できているので、ユーザーは気持ちよく買い物ができたでしょう。
ユーザビリティとは、ユーザーが使いやすく、プラス面がどれだけ高いかをあらわす言葉と定義できます。

このようにユーザビリティが確保されたホームページでは、ユーザーに不快感を与えることがなく、リピーターも増加し、売上アップにも繋がってきます。

あなたのホームページはユーザビリティを考慮した設計?

20130824_usability01
さて、では自社のホームページが本当にユーザビリティを考慮した設計であるのか、気になると思います。
ホームページの評価は複数のやり方があり、1つはユーザビリティテストと言います。
ユーザビリティテストとは、実際にホームページを使用してもらい問題点を発見する手法です。

他にはヒューリスティック評価チェックリスト評価等があります。
ヒューリスティック評価では、ユーザビリティに関する知識のある専門の方にホームページの評価をして頂きます。
チャックリスト評価とは、名前の通り、良く起こる問題等を書きだしたチャックシートがあり、それに回答していくことで問題点を発見します。

一番良いのは、全てすることです。
まずはすぐに出来るチェックシートを使った、良くある間違い等の修正。
次に専門家の方に見てもらい、最後に実際に使用することになるユーザーの方々に使用して頂き、感想を頂きます。
これまでやったことのない方もユーザーの事を考え是非実行して頂きたいです。

ユーザビリティ、今すぐ出来る事

一般的には紙で見るよりも、画面の文字、長文は読みたくないと考えます。
ではどうしたら良いのか、簡単です。
文章を出来るだけ減らし、結論をはじめにもってくるように心がけましょう。
さらに、見出しや段落、文字を大きくしてみたりと、メリハリをつけ、読まなくてもだいたいの内容が理解でする文章にしましょう。

タイトルは簡単に内容を理解できる物へ
タイトルは見るだけで内容が容易に想像できるようにしましょう。
ページ内にある各タイトルにおいても、内容が簡単に想像できるようにし、ユーザーの求めている情報を探しやすく、ユーザービリティを考慮するべきです。

終わりに

ユーザビリティを考慮したホームページにするだけで、集客率、売上は上がります。
実際にホームページを運営しているのであれば、どなたか知り合いの方にホームページの感想を頂いたりしてみると良いです。
他にはユーザビリティガイドラインと言うものがあり、それと照らし合わせるのも良いでしょう。
ただし、完璧にガイドラインに沿ったものにする必要はありません。
10個のホームページがあれば、10通りのユーザビリティがあるはずです。
あなたのホームページに合ったユーザビリティを考察してみて下さい。

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